【ビリャレアル=高橋智行通信員】ビリャレアルがホームでレアル・マドリードと対戦し、1-1で引き分けた。Rマドリードから期限付き移籍している日本代表MF久保建英(19)は後半44分から途中出場したが、スペイン各紙の評価は低いものとなった。

期限付き移籍元のRマドリード戦で後半44分からピッチに入り、出場時間の短かった久保に対して、スペイン紙マルカは1点(最高3点)をつけた。また同紙は久保が決定的チャンスをつかむも、相手GKクルトワに防がれたことを伝えている。チームトップ評価はアルビオル、ペドラサ、ジェラール・モレノ、エストゥピニャン、チュクウェゼの5選手で2点だった。

スペイン紙アスは久保のプレーについて、「後半44分にモイ・ゴメスとの交代でピッチに入った。短い出場時間ながらも、クロースのイエローカードを誘発し、クルトワとの1対1を迎えたが、クルトワが素晴らしいプレーだった」と寸評したが、採点なしとなった。チームトップ評価はチュクウェゼで、唯一最高の3点をつけられた。

リーグ戦10試合を戦って5勝4分け1敗で勝ち点19を獲得し、暫定ながら3位のビリャレアルはこの後、26日にアウェーで行われる欧州リーグでマカビ・テルアビブと対戦する。

久保の今季のリーグ戦成績は10試合(先発1試合)、172分間出場、0得点0アシスト、欧州リーグ成績は3試合(先発3試合)、254分間出場、1得点3アシストとなっている。