元リバプール監督のラファエル・ベニテス氏は、いつか古巣に指導者として復帰を望んでいる可能性があると、25日付英紙ミラー電子版が報じた。

リバプールは昨季プレミアリーグで優勝を果たしたが、今季は不調でついにトップ4からも陥落していた。ベニテス氏は、先月中国・大連の監督を退任した。同氏の代理人は先にニール・レノン監督が解任になったセルティックを含む、新天地候補を探しているという。ベニテス氏は過去にリバプールで4季を過ごしており、05年には欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝を導いたことは記憶に新しい。その結果により、リバプールではベニテス氏を歓迎する声も多い。

ジャーナリストのギジェム・バラゲ氏は、「リバプールで終えていない仕事があるように見える。彼はいつかリバプールに復帰したいと思っている。チームが大きな危機に陥った時だね、そう今みたいなね。たぶん、強い個性で安定したかじ取りをしたいと思った時がそのタイミングだ。オーナーも行儀よくして(チームが好転するのを待って)いるし、今のところその可能性は存在していないが」と話した。(A・アウグスティニャク通信員)