乾貴士と武藤嘉紀が所属するエイバルは27日、スペイン1部リーグ第25節で岡崎慎司所属のウエスカをホームに迎える。試合当日のスペイン紙マルカは日本人3選手全員が控えになると予想した。

昨年11月に行われたウエスカのホームでの対戦では、乾がフル出場、武藤が後半20分から出場した一方、岡崎が負傷欠場を余儀なくされ、日本人対決は実現されなかった。結果は1-1の引き分けだった。

今回、マルカ紙はエイバルでは乾が2試合連続、武藤が3試合連続、ウエスカでは岡崎が2試合連続でベンチスタートになると予想している。

エイバルのリーグ戦成績は24試合4勝9分け11敗の勝ち点21の17位降格圏1歩手前。今年最初のグラナダ戦に勝利した後、リーグ戦7試合未勝利が続いている。

対するウエスカは24試合3勝10分け11敗の勝ち点19で最下位。前半戦はわずか1勝と勝利に苦しんだが、ここ4試合で2勝を挙げ、残留圏内のエイバルとの勝ち点差をわずか2まで詰めている。前節グラナダ戦に3-2で勝利し、エイバル戦では今季初の2連勝を狙うことになる。

リーグ戦も残り14試合。残留争いの直接のライバル同士の今対戦は両クラブにとって非常に重要な一戦となる。(高橋智行通信員)