今夏の移籍市場において、その動きが最も注目されているのがドルトムントのノルウェー代表FWハーランドで、欧州各メディアによると、移籍先としてバルセロナやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティー、リバプール、チェルシーが候補になっている。

そんな中、マンチェスター・ユナイテッドのスールシャール監督は、来季に向けた構想は頭の中にあるものの、補強などについては内密に進めたいと考えているようだ。4日のブライトン戦に向けた会見で「誰に興味を持ち、交渉するかについては明かすことができない。できるだけ内密に進めたい。情報があふれる現代では難しいけれど、うわさにもならないまま契約まで至ることを願っている」と話したという。さらに「来季の構想は既に持っている。しかし、それまでにいろいろ状況が変わる可能性もある」とも。

ハーランド争奪戦が過熱することでマネーゲームが加速することを避けたいのか、ターゲットとしてまだメディアに気づかれていない“隠し球”がいるのかは不明。だが、プレミアリーグはマンチェスター・シティーが独走状態だけに、各クラブもメディアも興味は夏の“人事”に移りつつあるようだ。