ブンデスリーガで10日、首位バイエルン・ミュンヘンはホームで遠藤渓太が所属するウニオン・ベルリン戦と1-1で引き分けた。

前半は攻めあぐね、後半23分に18歳の成長株ムシアラがドリブル突破から今季リーグ戦4点目となる先制点を決めるも、同41分に失点を喫した。

試合後、フリック監督は「ベストを尽くしたが、勝ち点3獲得には至らなかった。リードしていただけに納得できない。精神的にも全員が強さを示していたから、なおさらだ」と、いら立ちを隠さなかった。

Bミュンヘンは故障のレバンドフスキや新型コロナウイルス陽性のニャブリら離脱者が多く、2-3で敗れた欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦パリ・サンジェルマン戦から先発6人を代えて臨んでいた。

ミュラーは「メンバー編成が変わったけど、若手がみんないい仕事をしてくれた」「相手に対して主導権は握れていた。それだけに失点がいらだたしい」と、話していたという。

Bミュンヘンは13日にパリ・サンジェルマンとの欧州CL準々決勝第2戦が控える。

遠藤渓は3試合ぶりの先発出場で、後半35分までプレーした。