29日にホームで行われる欧州リーグ準決勝第1戦・ローマ戦に臨むマンチェスター・ユナイテッドのオーレ・グンナー・スールシャール監督(48)が28日、前日会見に出席。「ローマはあまり見たことがない」と報道されている自身の言葉について説明した。

スールシャール監督は15日の欧州リーグ準々決勝第2戦・グラナダ戦に2-0で勝利し、4強入りを決めた後、相手のローマについて聞かれ「あまり見たことがない」と答えた。それを知ったローマのサポーターが選手たちを奮い立たせるため、練習場近くにスールシャール監督の顔と「彼らは知らないし、見たこともない」というコメントが書かれた横断幕を張っていた。

スールシャール監督は会見で「あれは試合直後だったから、単純に自分がホッとしている時に出た言葉だったんだ。もちろん彼らのプレーは(映像で)見たよ。ただ、そこまで分析はしないことにしてる。そうするとリスペクトし過ぎてしまうから」と説明。「ローマの素晴らしい歴史は知っているし、力があるのも分かっている。だからグラナダ戦後にも『素晴らしい歴史を持つ、ファンタスティックなクラブだ』と言えば良かったんだ」と話していた。