2日のマンチェスター・ユナイテッド-リバプール戦が延期される原因となったマンチェスターUサポーターの抗議行動がいかに危険なものであったか、英デーリーメール電子版など複数の英メディアが報じた。

警察当局によると、2人の警官が負傷。その内1人はスタジアムの外で割れた瓶を持ったファンに襲われて顔面に切り傷を負い、病院で手当てを受けたという。

またピッチ内に侵入したサポーターは、ビール瓶や赤く燃えた発炎筒を英スカイスポーツの放送ブース目がけて投げ付けた。発炎筒はブースには届かず、手前の座席付近に落ちたが、リバプールなどで活躍した元スコットランド代表MFで解説者を務めるグレアム・スーネス氏は激怒。「発炎筒が当たったら我々は病院送りだ。ビール瓶が当たったら死んでいた可能性もある。マンチェスターUのサポーター全員を非難するわけではないが(物を投げた)ばかどもは人を殺していた可能性だってあった」と憤っていたという。