パリ・サンジェルマンは8日、ブラジル代表FWネイマール(29)と2025年6月30日までの3年間の契約延長で合意に達したことを、クラブの公式サイトで正式発表した。

ネイマールは2017年夏、バルセロナから移籍金2億2200万ユーロ(約288億6000万円)で加入した。これまで公式戦112試合に出場し、85得点51アシストを記録している。

ネイマールはクラブの公式TVで「パリと契約延長できてとてもうれしいよ。長年ここにいられて、クラブのプロジェクトに参加し、ここでタイトルをいくつも獲得し、欧州チャンピオンズリーグという僕たちの最大の夢を目指せることに本当に満足している。そのため僕はこのクラブにとどまり、その歴史の一部になり、契約が延長できたことに幸せを感じている」と喜びを表した。

スペイン紙アスは、今回の契約延長でネイマールの年俸はこれまでの年俸手取り3600万ユーロ(約46億8000万円)から3000万ユーロ(約39億円)に値下げされたものの、欧州チャンピオンズリーグに優勝した場合、追加ボーナスが支払われることが契約に含まれていると伝えている。

(高橋智行通信員)