パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(29)は「女性社員に対する性的暴行疑惑の調査に協力しなかったため、ナイキが契約を打ち切った」とするウォールストリート・ジャーナルの報道について「(ナイキが)ウソをついている」と主張した。米ヤフー電子版が報じた。

ナイキとネイマールは昨年契約を解消。当時、理由は明かされず、ネイマールは以後プーマのスパイクを履いている。ネイマールは自身のインスタグラムに「僕は自分が正しいと主張する機会すら与えられなかった。訴えてきた女性とは何の関係もなく、アプローチされたこともない。彼女と話す機会もなく、彼女が苦しんでいる真の理由も聞くことができなかった」と記した。

性的暴行は16年になされたとされ、18年に女性が訴えを起こした。

ネイマールはプーマと契約した現在も、ナイキ製のパリ・サンジェルマンのユニホームを着てプレーしている。同FWは「皮肉なことに、自分を裏切った会社のマークを胸につけて、これからもプレーする。それが人生さ」と文章を締めくくった。