フランス1部マルセイユが、バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ(28)の獲得を狙っていると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が9日報じた。

マルセイユのロンゴリア会長が来季フランス1部優勝と欧州リーグでの成功を望んでおり、今年2月に就任したサンパオリ監督を満足させるためにも大型補強を行う予定。バルセロナとの契約があと2年残るコウチーニョに白羽の矢が立ったという。ただコウチーニョの高額な年俸がネックとなり、交渉は困難なものになりそうだ。

コウチーニョは昨年末のエイバル戦で左膝外側半月板損傷の重傷を負い、バルセロナとブラジルで2度手術を受けた。約6カ月が経過し、現在は復帰の最終局面。来季は万全の状態で臨むことができる見通しだ。(高橋智行通信員)