今季バルセロナからの期限付き移籍でヘタフェでプレーしたスペイン人MFカルレス・アレニャ(23)について、ヘタフェが完全移籍での獲得を狙っていると、スペイン紙アスが10日に報じた。

アレニャは今年1月、久保建英と同じようにヘタフェに期限付きで入団。リーグ戦22試合(先発17試合)で2得点2アシストを記録した。6月30日に契約満了となればバルセロナに戻ることになる。

しかしヘタフェは1部残留に貢献したアレニャのプレーに満足しており、新指揮官のミチェル監督も同MFを気に入っているため、完全移籍での獲得を目指している。

アレニャとバルセロナの契約は22年6月30日まで。移籍金は800万ユーロ(約10億4000万円)に設定されているが、獲得を望むクラブは多いという。今季ヘタフェを率い、バレンシアの指揮官に就任したボルダラス監督も獲得に興味を持っているという。(高橋智行通信員)