バルセロナ所属の元スペイン代表DFジェラール・ピケ(34)が11日、eスポーツの実況などで有名なイバイ・ジャノス氏とTwitchで対談し、さまざまな質問に答えた。

ピケは自身の引退について、「バルサでプレーをしなくなる日が、僕がサッカーを辞める日になるだろう。他のチームに行くことは絶対にない。もしクーマン(監督)が僕を必要としていないと言えば、それで終わりだ。僕はただバルサでプレーすることに情熱を注いでいるし、他のユニホームを着るモチベーションはない」と率直に語った。

他クラブからビッグオファーが届いた場合については「僕のキャリアの今の時点だとお金が問題ではないので、行くことはないだろうね。自宅にいて、家族や友人がいて、自分の人生のクラブにいられるのはプライスレスだ。それはお金で買うことができないものだよ。いくらお金をもらっても、お金が増えても、より多くの幸せを得られるわけではない。ここですべてがそろっている。最終的に自分の幸せを見つける必要があるが、僕にとってはこれがそうなんだ」と、バルセロナを離れるつもりがないことを強調した。

新加入のアグエロについては「彼とは以前から仲が良かったよ。何年も前から僕たちはSNSでつながっていたからね。僕たちは同じ1987年世代なので、U-20ワールドカップで彼と対戦したんだ。彼はとてもいいやつだし、レオ・メッシも彼について、とても良く話しているよ」と言及した。

獲得のうわさがあるノルウェー代表FWアーリング・ハーランドについては「僕には何も分からないけど、来てくれることを願うよ。最高の選手たちは常にバルセロナにいなければいけないが、それはクラブが決めることだし、彼らは僕よりも多くの情報を持っている」と見解を示した。(高橋智行通信員)