バルセロナの選手2人が日本人やアジア人を差別したとされる問題を受け、株式会社コナミデジタルエンタテインメント(本社・東京都中央区)は7日、バルセロナのフランス代表FWグリーズマンとのアンバサダー契約を解除することを発表した。

同社は当該選手と遊戯王コンテンツにおいて、アンバサダー契約を結んでいた。「ウイニングイレブン」などのサッカーコンテンツについては、同社は「FCバルセロナに対して、クラブパートナーの立場として本件の詳細な経緯と今後の対応の説明を求めていきます」としている。

さらに、同社は「スポーツの理念がそうであるように、いかなる差別も許されるものではないと考えています」とするコメントをホームページ上に公開した。

バルセロナのグリーズマンとデンベレは、19年夏に日本を訪問した際、差別的な発言をしている動画がインターネット上で拡散されていた。バルセロナとスポンサー契約を結ぶ楽天グループの三木谷会長兼社長も抗議する意向を示している。