現在、東京オリンピック(五輪)の1次リーグ全試合で得点を記録してチームの決勝トーナメント進出に大きく貢献し、素晴らしい活躍を見せ続けているレアル・マドリード所属の日本代表MF久保建英(20)の今季の去就について、注目されている。

スペイン紙マルカ電子版が29日に「久保がレアル・マドリードで居場所を求めている。売却すべきか、それとも残留させるべきか?」と見出しをつけて特集を組み、アンケートを実施した。

久保は今夏、ビリャレアルとヘタフェでの期限付き移籍を経て、Rマドリードに戻ってきているが、過去2シーズンと同じようにUE圏外枠の問題を抱えており、今季の去就は不透明なままである。その状況下、同紙は「あなたなら久保の去就をどうする?」というアンケートを行った。

途中経過ながら約2万人が答えている中、「Rマドリードに残留させる。彼にはチームで居場所がある」と回答した人が65%、「売却し現金化する」と回答した人が35%と、久保のRマドリード復帰を求める声が多くなっていた。

久保はこの後、31日に準々決勝ニュージーランド戦に臨み、勝利した場合、8月3日にスペインとコートジボワールの勝者と対戦する。

(高橋智行通信員)