バルセロナを退団することになったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)について、フランス1部パリ・サンジェルマンは同選手の獲得は現実的ではないと判断していると、6日付フランス紙レキップが報じた。

同紙によると、メッシとパリ・サンジェルマンは数カ月前から連絡を取り続けてきたという。だが、2つの理由で、現時点で獲得が非現実的だとクラブ内では考えられている。

1つに高年俸を支払えるかという経済的な理由。メッシをフリーで獲得できたとしても、年俸は少なくとも8000万ユーロ(約104億円)は必要とみられ、クラブの経営状況では微妙だという。2つ目の理由は、クラブがメッシよりも、FWエムバペの契約延長を絶対的優先課題としている点を挙げている。(松本愛香通信員)