ゲンクMF伊東純也(28)のスーパープレーが、ゲンクに勝利を呼び込んだ。0-0の後半ロスタイム。伊東は右サイドでボールを受けると、正面にいた相手MFアウアを股抜きドリブルで抜き去り、すかさずゴール前へ低くて速いクロスを供給。これをナイジェリア代表FWオヌアチュが左足で流し込んだ。

この日は得点場面以外にも、持ち味のスピードに乗ったドリブルで好機を演出した。データ分析サイト「WhoScored.com」によると、伊東は両軍最多6度のドリブルを成功させており、同サイトの採点も両軍最高の8・4点。ウェストハム(イングランド)、ディナモ・ザグレブ(クロアチア)と強豪ぞろいのH組で、伊東の活躍が貴重な勝ち点3をもたらした。