東京五輪日本代表のサンジロワーズMF三笘薫(24)が待望の移籍後、公式戦初ゴールを決めた。ベルギー杯5回戦のレベーケ(5部)戦に先発。0-0の前半16分に左足で豪快なシュートをたたき込んだ。得点以外にも得意のドリブル突破で何度も好機をつくった三笘に対し、スタンドではサポーターが「ミトマ、アレ、アレ!」の大合唱。チームは7-0で大勝。16強入りを果たした。

今夏、川崎Fから移籍。五輪後に合流し、12日のゲンク戦に途中出場してベルギーデビュー。続く18日のワーレゲム戦でも途中出場した。3戦目でついに初先発のチャンスを得て結果を残した。ベルギー紙ルソワールも「三笘を含めた何人かの選手たちが実力を示すチャンスを与えられ、ブライトンから期限付き移籍中の三笘はまわりを失望させなかった」と記した。26日には、五輪をともに戦ったMF三好康児(24)のアントワープとリーグ戦で対戦する。