スペイン1部リーグで、マジョルカはここまでリーグ8試合を戦った中で2番目に選手起用の多いチームになっている。

マジョルカの地元紙ディアリオ・デ・マジョルカ電子版が6日に報じている。

ルイス・ガルシア監督がこれまで27人を起用しているため、28人でトップのベティスに次ぎ、マジョルカがスペイン1部の中で2番目に多いチームになっている。一方、ビルバオ、セルタ、アトレチコ・マドリードは今季最少のわずか21人しか起用していない。

こんなにも多くの選手を起用している理由について、同紙は「多くの負傷者を抱えながらもルイス・ガルシア監督は、選手への大きな信頼の証しとして全員に出場時間を与えている」と説明。これまで日本代表MF久保建英を含むトップチーム全25人に加え、Bチーム登録のフェル・ニーニョと、2年前からBチームに所属する下部組織育ちのガヤが出場してきた。

マジョルカの出場時間最長選手はバリエント(707分)で、これにババ(636分)、オリバン(631分)、レイナ(630分)、ダニ・ロドリゲス(629分)、マフェオ(487分)が続いている。

現在ひざを負傷中の久保の今季リーグ成績は6試合(先発5試合)、414分出場、0得点0アシスト。チームで7番目に出場時間が長い選手になっている。

(高橋智行通信員)