元イングランド代表のデビッド・ベッカム氏(46)が、来年のワールドカップ(W杯)カタール大会の顔として活動することになると英メディア「The Sun」が伝えている。

同紙によると、今後10年間にわたり、国のアンバサダーとして年間150万ポンド(約23億2500万円)相当の大型契約にサインしたという。

ベッカム氏は今月初め、来年のW杯に向け、首都のドーハに向かい1週間滞在。スタジアムを視察し現地の高官にも会った。カタールは現在、人権問題に直面しており、特に女性や同性愛者について大きな論争になっている。ベッカム氏はファンが安全で、LBGTのシンボルであるレインボーフラッグを掲げることを許されると確信し、現地で政府内で女性の存在が増していることも知らされたという。ベッカム氏は今回の契約に際し、ビクトリア夫人に相談。同紙によると、ベッカム氏はサッカーの力が様々な問題を解決できることを信じており、来年のW杯を楽しみにしているという。