バルセロナが28日、ロナルド・クーマン監督(58)の解任を発表した。チームが27日にスペインリーグ第11節でラリョ・バリェカノに0-1で敗れた後、ジョアン・ラポルタ会長がクーマン監督に解任することを告げたと説明している。

昨夏、バルセロナ監督に就任したクーマンは公式戦通算67試合を指揮し、国王杯のタイトルを昨季獲得した。今季はメッシやグリーズマンなどがチームを離れ、多数のけが人を抱えた状況の中、リーグ戦成績は10試合4勝3分け3敗の勝ち点15で9位、欧州チャンピオンズリーグ・1次リーグ成績は3試合1勝0分け2敗の勝ち点3で3位と思うような結果を残せていなかった。

バルセロナの地元ラジオ局RAC1は後任候補として、アルサド(カタール)で監督を務めるバルセロナのレジェンドであるシャビ・エルナンデス、Bチームのセルジ・バルフアン監督、リバープレート(アルゼンチン)のマルセロ・ガジャルド監督の3人の名を挙げていた。

(高橋智行通信員)