成績不振でスールシャール監督が解任され、コーチだったマイケル・キャリック暫定監督(40)が指揮を執るマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)が2-0でビリャレアル(スペイン)に快勝。1次リーグ1試合を残して決勝トーナメント進出(16強)を決めた。

0-0の後半33分にこぼれ球を拾ったFWクリスティアノ・ロナウドが右足ループシュートで先制点をマーク。さらに同45分には途中出場MFブルーノ・フェルナンデスのパスを受けたMFサンチョが、ゴールやや右から豪快に右足を振り抜いてチーム2点目をたたき込んだ。スペインで開催された欧州CLの試合でマンチェスターUが勝つのは、1-0で勝利した10年9月のバレンシア戦以来だった。

マン・オブ・ザ・マッチにも選ばれたロナウドは試合後、自身のインスタグラムを更新。「スペインでプレーするのはいつだって素晴らしい。スペインで勝つのはアメージングだし、いつも特別な国だと感じているスペインで得点できたことに満足している。我々がいるべき場所にチームを押し上げてくれた勝利を、仲間みんなで祝福したい。我々はマンチェスターU。我々はクラブのために戦うことを決してやめない。レッツゴー、デビルス」と記した。