今季プレミアリーグに昇格したブレントフォードが、サッカークラブとしては珍しい決断をした。

同クラブは22-23年シーズンも今季と同じユニホームで戦うと発表したのだ。

多くのクラブは収益を増やすために毎年新たなデザインのユニホームを販売し、サポーターもそれを購入することがなかば慣例となっている。

だがブレントフォードは、ファンが毎年ユニホームのために49ポンド(約7740円)を出費しなくてもすむように、まったく同じもので戦うことを決定。ファンは今年買ったユニホームを着て、来年も応援できることになった。

これはお金の問題だけでなく、新しいユニホームを生産しないことで、温室効果ガスの排出を抑える意味合いもあるという。

英サン電子版によると、あるファンは「他のクラブも見習うべき。毎年、新たな3種類(ホーム、アウェー、サード)のユニホームを出すなんてばかげている。いろんな意味でブレントフォードは称賛に値する」と話しているという。