マンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督(51)に対し、オランダ協会が代表監督就任オファーを出す可能性があると、英ミラー電子版が報じた。

グアルディオラ監督とマンチェスターCの契約は23年6月30日まで。クラブは契約延長を望んでいるが、同監督が契約満了となった場合にはオランダ協会が手を挙げる可能性が高い。同協会は、昨年8月にグアルディオラ監督がクラブと契約を2年延長する前から、去就について調査をしていたという。

グアルディオラ監督とオランダの縁は深い。バルセロナ時代に自分を抜てきしてくれたオランダのレジェンド、ヨハン・クライフ氏から薫陶を受け、グアルディオラ監督の弟で代理人も務めるペレ・グアルディオラ氏は、昨年12月に株主としてオランダの大手代理人企業SEG社に加わった。

仮にグアルディオラ監督がマンチェスターCと契約満了になった場合、現アヤックスのテンハグ監督がマンC指揮官の後任候補に浮上する見通し。テンハグ監督の代理人もSEG社だ。

現在、オランダ代表を率いるルイス・ファンハール監督は70歳と高齢で、契約は22年ワールドカップ(W杯)カタール大会後の今年12月31日までとなっている。