サッカー・オーストラリア代表のグラハム・アーノルド監督(58)が21日、謝罪した。

同監督は17日に今年2度目となる新型コロナウイルスへの感染が判明。コロナウイルスに関する規定により、1週間の自主隔離となった。

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だが隔離3日目となる20日、PCRの検査で陰性判定が出ると、夫人とともにマスクなしで犬の散歩のために外出。それを21日に地元ラジオで報じられていた。

アーノルド監督は「私の日曜日(20日)の判断ミスを心から謝罪したい。家を離れるべきではなかったし、自主隔離期間が終わるまで自宅にとどまります。制裁も受け入れます」との声明を発表した。

アーノルド監督は、オーストラリア・サッカー協会から2万5000豪ドル(約223万円)の罰金を科せられるほか、地元警察からも5000豪ドル(約44万5000円)の罰金を命じられる可能性があるという。

オーストラリア協会は、アーノルド監督から支払われた罰金を赤十字洪水救援基金に寄付すると発表している。

アーノルド監督の7日間の自主隔離は日本戦が行われる24日まで続くため、同監督はベンチ入りできないとみられている。