11日のセビリア戦に途中出場したマジョルカMF久保建英(20)に対するスペイン各紙の評価は軒並み1点と低かった。

ベンチスタートとなった久保は後半29分に途中出場。5-3-2の2トップの一角でプレーした。

チームが守備的に戦った中、久保はカウンターを仕掛ける役目を担い、得意のドリブルで突破口を開こうとした。

だが後半34分にオカンポスへのファウルで通算4枚目のイエローカードをもらい、累積警告による出場停止にリーチがかかった。

マジョルカはGKレイナの大活躍で、強豪相手に狙い通りのスコアレスドロー。貴重な勝ち点1を獲得した。

この日の久保に対する評価はマルカ紙、アス紙ともに1点(3点満点)。マジョルカの地元紙ウルティマ・オラも寸評で「相手ゴールを苦しめようとした」したが評価は1点だった。

久保の今季のリーグ戦成績は27試合(先発17試合)、1580分出場で1得点。アシストはまだない。

マジョルカの成績は36試合8勝9分け19敗の勝ち点32で降格圏の18位のまま。今季は残り2試合で、15日にホームでラヨ・バリェカノ、22日にアウェーでオサスナとそれぞれ対戦する。(高橋智行通信員)