バルセロナは5月31日、選手の肖像権などを扱う「バルサ・ライセンシング・マーチャンダイジング社(BLM社)」の一部株式や、将来的なテレビ放映権の売却について是非を問う会員投票を行うため、6月16日に臨時会議を開催すると発表した。

ESPN電子版によると、売却の条件によってはBLM社の株式は最大2億ユーロ(約270億円)、放映権も最大5億ユーロ(約675億円)になる可能性があるという。

経営難に苦しむバルセロナは投票によって会員の承認が得られれば、これらの売却益をクラブの経営立て直しや、今夏の補強のために使いたいと考えているという。

バルセロナは今夏、チェルシーからDFクリステンセン、ACミランからMFケシエを移籍金なしで獲得することで合意済み。さらにバイエルン・ミュンヘン退団を希望しているFWレバンドフスキを加入させるため、交渉を行っている。