バルセロナが、オランダ代表MFフレンキー・デヨング(25)に対し「減俸をのむか、他クラブへ移籍するか」という最後通告をつきつける見通しだと、ユーロスポーツ電子版が報じた。

バルセロナは今夏、レバンドフスキやラフィーニャ、クンデら大物選手たちを軒並み獲得。しかし支出を制限するスペインリーグのサラリーキャップ制度をクリアすることができず、新加入選手たちを登録できないでいる。

そのため放映権や関連会社の株式などクラブの資産を切り売りしており、さらに人員整理が急務となっている。

デヨングの代理人が10日、去就について話し合うためにバルセロナ入り。クラブはそこで「最後通告」を行う見通しだ。

仮に他クラブへの移籍となった場合、これまでデヨングに興味を示してきたマンチェスター・ユナイテッドではなく、チェルシー移籍が有力。チェルシーはデヨングに加えてFWオバメヤンの獲得も視野に入れているという。

ただ正規に契約した選手に対し、「減俸か退団か」というスタンスを見せているバルセロナに対しては各方面から批判の声が上がっている。