バルセロナ(スペイン)が何度もチャンスをつくりながら、0-1でインテル・ミラノ(イタリア)に競り負けた。バルセロナはC組3位に後退した。

バルセロナは前半ロスタイムに相手MFチャルハノールにグラウンダーのミドルシュートを決められて先制を許した。

その後もレバンドフスキ、デンベレらを中心に反撃を試みたが1点が遠かった。

バルセロナのシャビ監督は「ウチには力強さが足りなかった。我々は(1次リーグで)難しい状況になった。あと3試合。すべて決勝戦のつもりで戦う」「我々はインテルのカウンターをうまく止め、相手よりも多くのチャンスをつくったが、それを生かすことができなかった」などと話した。

また地元メディアによるとシャビ監督は試合終了間際に相手のハンドの笛が吹かれなかったことに対し怒りをあらわにし「憤りを感じている。それ以外の言葉はない。アンフェアだった。このスポーツの非常に重要な役目を担っているレフェリーも(試合後に)話をするべきだ。そうすればもっと人間らしくなるはずだ。自分が下したわけではない判定の話をすべきではないが、私にとってあれは明らかなハンドだった。レフェリーはそのことについて説明すべきだ。彼らの判定が試合を決定づけたのだから」と話した。(高橋智行通信員)