「ノースロンドン・ダービー」はピッチ外でも熱かった。

アーセナルの日本代表DF冨安健洋(24)とトットナムのブラジル代表FWリシャルリソン(25)がピッチ横でのウオームアップ中に“接触”した。

アーセナルMFトーマスのロングスローを横から邪魔しようとしたのか、リシャルリソンがトーマスの方向へ歩み寄ると、冨安が手で制止。するとリシャルリソンは冨安の腕を両手で払いのけた。

冨安が盾になり、トーマスは無事にスローインを行った。

冨安は終始冷静で、リシャルリソンに過剰に反応することはなかった。だがリシャルリソンは試合後もアーセナルGKラムズデールともみ合いを起こすなど、最後までエキサイト。一触即発のダービー戦は最後まで緊張感が漂い、ファンがラムズデールに蹴りを食らわす事件まで起きた。

トットナムはラムズデールを蹴ったファンを特定し、出入り禁止にする意向だ。