ポルトガル2部オリベイレンセへの期限付き移籍が基本合意に達している元日本代表FWカズ(55、三浦知良)が30日、海外再挑戦の思いを激白した。テレビ朝日系列の報道番組「報道ステーション」に出演。「ピッチに立ったら、まだうまくなれるんじゃないかと思う」と貪欲なチャレンジ精神を強調した。

38年目となる現役生活。選手へのこだわりについては「サッカーへの情熱と、まだまだ自分が役に立てるのでは」との思いだという。「来てほしいというクラブがある。この歳だからしょうがないと思えない」と続けた。

客寄せパンダとの声もあるが「パンダじゃなきゃだれもこない。それだけの価値がある。客寄せパンダとは思っていないが、それも自分の役割と思っている」と話した。

26日に渡欧したカズ。オリベイレンセでの背番号は代名詞の「11」になるといわれている。