レアル・マドリード戦で負傷者を出したことで、レアル・ソシエダードのけが人が12人に達したことをスペイン紙アス電子版が30日に報じた。

Rソシエダードは29日で行われたスペインリーグ第19節でレアル・マドリードと対戦。0-0で引き分けた中、後半途中にDFエルストンドがけがを負い交代を余儀なくされていた。

これによりタイトな日程を戦ってきたRソシエダードでは現在、DF=ゴロサベル、パチェコ、ソラ、エルストンド、MF=シルバ、ミケル・メリーノ、ゲバラ、FW=サディク、チョー、バレネチェアの10人が負傷中。さらにBチームの選手ながらトップチームの第3GKを務めるマレーロ、左膝の重傷により今季登録外のFWメルケランスを含めると、アルグアシル監督は主力選手を含め、実に12人ものけが人を抱えていることになる。

当然のことながらこの選手層の薄さは試合に出続けている選手たちにも影響しており、アルグアシル監督はRマドリード戦後の記者会見で、公式戦2戦連続で先発起用した久保が大腿(だいたい)四頭筋に問題を抱えていることを明かしていた。

Rソシエダードはこの後、来月5日にスペインリーグの後半戦初戦でバリャドリードをホームに迎えるが、このけが人続出の影響が大いに懸念されることになりそうだ。(高橋智行通信員)