ブライトンの日本代表MF三笘薫(25)が1日までに、クラブの公式ウェブサイトでのインタビューに登場した。1月29日のFA杯4回戦では、リバプール相手に、後半ロスタイムに芸術的な決勝弾。直近の公式戦10試合で6得点を挙げるなど、勢いが止まらない。自身の状態について「僕の想像よりも得点を挙げていますし、アシストもしています。この結果が先発としてのポジションを僕に与えてくれています。僕たちが勝ち続ければ、僕はチームメートから多くの信頼を得ることができますし、これは良いサイクルだと思います」と手応えを口にした。

ゴールという結果についても、貪欲な姿勢を示した。「出来る限りゴールを奪いたいですし、可能なら毎試合で得点したいです。どれだけたくさんのゴールをしたいかという目標を立てることはできるかもしれません。でも、これを意識しすぎることは良くないとも思います。ただ全ての試合で得点することを目指したいです」と言った。

浮かれることはない。「そのようないい状況で、僕が良いパスを受けることのできるチームは他にはありません。ここで得点することができなければ、他の場所でも得点することはできないと思います」。そして「チームが勝利しているから、僕はメディアから称賛されてきました。ただ、選手個人として僕はビッグクラブの選手たちからはまだまだ遠く離れていると感じています。僕は客観的な視点から自分のことを見ています」と、あくまで冷静だった。