アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35=パリ・サンジェルマン)がW杯カタール大会で優勝して以来、初めての試合となるパナマとの親善試合でチーム2点目のゴールを挙げた。クラブと代表での通算得点数を800点の大台に乗せた。

メッシは1点リードの後半44分、ゴール正面約22メートルのFKをゴール右上に完璧に蹴り込んだ。

この日のメッシは得点するまでに、FKを2度もゴールポストに当てた。2度目の時は、はね返りを奪ったアルゼンチンが最後はアルマダ(米MLSアトランタ・ユナイテッド)が押し込んで先制点を奪った。

国際サッカー歴史統計連盟(IFFHS)によると、メッシはクリスティアノ・ロナウドに次いで、キャリア通算800ゴールの大台に乗せた史上2人目の選手となった。ロナウドは21年12月に800ゴール目を記録している。

ただ、公式の大会で決めた“公式ゴール”の見解に、時代による相違があるため、昨年12月に死去したブラジルの「王様」ペレ氏は、自身のキャリアで1000ゴール以上を記録したと主張していた。