U-20(20歳以下)FIFAワールドカップ(W杯)アルゼンチン大会第12日は1日、決勝トーナメント1回戦の2試合が行われ、韓国とウルグアイが勝ち上がり、8強が出そろった。

韓国はエクアドルに3-2で競り勝ち、準優勝だった前回大会に続いてアジア勢では唯一の準々決勝進出。ボール保持率は26%にとどまったが、速攻からチャンスをつくり、個人技とセットプレーなどで得点を重ねた。

韓国の金殷中(キム・ウンジュン)監督(44)は「最後まで集中力を切らさず、試合を終えてくれた」と選手をたたえた。03年にJ1ベガルタ仙台でリーグ戦13試合2得点をマークした経験のある指揮官の下、4日の準々決勝でナイジェリアと対戦する。

もう1試合はウルグアイが1-0でガンビアに勝利。4日の準々決勝で米国と対戦する。今大会の南米勢の8強入りはブラジル、コロンビアに続き3カ国目。開催国のアルゼンチンが決勝トーナメント1回戦で敗れたものの、11年のコロンビア大会以来の最多タイ記録となった。