セリエAのACミランは3日、スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチ(41)との契約を延長しないと発表した。

同FWは6月末に契約が満了となるが、今季はケガがちで契約は更新されなかった。

イブラヒモビッチは今季セリエAで4試合、合計144分しかピッチに立っていない。それでも1-3で敗れた3月のウディネーゼ戦でPKでゴールを決め、リーグ史上最年長ゴールスコアラーとなった。

11年にACミランでスクデット(優勝)を獲得したイブラヒモビッチは20年初めにミランに復帰。昨季優勝にも貢献した。

ピオリ監督は、本拠地サンシーロで行われる4日のベローナ戦にイブラヒモビッチは出場できないと明言。しかし特別なセレモニーが用意されるという。

クラブの広報担当者は「ACミランは、すべての観衆が参加する短いセレモニーでズラタン・イブラヒモビッチに別れを告げる」「ACミランは、共に過ごした素晴らしい年月をズラタンに感謝したいと思う」などとコメントした。