レアル・ソシエダードは16日、現在開催中のアフリカ選手権をけがで欠場することになったナイジェリア代表FWサディク(26)を、国王杯4回戦オサスナ戦で招集したことを発表した。

サディクは13日に開幕したアフリカ選手権に臨む予定だったが、ナイジェリア代表は大会直前の12日、膝の問題により離脱させたことを発表した。母国ナイジェリアのメディアは復帰に最低3週間はかかると報じていた。

しかし、Rソシエダードはそのわずか4日後、サディクを17日にアウェーで行われるオサスナとの重要な一戦に向けて招集した。スペイン紙ムンド・デポルティボは代表戦参加により来月まで戦力にできないと思われていた選手を1月中旬に起用できるようになった状況を受け、「サッカーはサプライズの宝庫」と表現した。

Rソシエダードのアルグアシル監督はオサスナ戦に向けた前日会見で、サディクを招集した理由について、「それを説明するのは簡単だ。彼は代表チームに残ってアフリカ選手権を戦うことを望んでいたが、ナイジェリアサッカー協会がメンバーから外す決断を下したんだ。膝の打撲と炎症の結果、回復に疑問を持ち、戻るべきだと判断した。しかし昨日、彼はここで検査を受け、もうピッチに出て普通に練習しているし、私に試合に出られると話していた。だから招集メンバーに入れたんだ」とフィジカル面に問題ないことを強調した。

アルグアシル監督はまた、サディクが大会期間中に代表復帰する可能性があるかについては「その可能性はない。ナイジェリアサッカー連盟はそう決断し、完璧なコンディションの選手を新たに加えていた。しかしサディクはよく回復しているし、万全の状態だ」と話した。

Rソシエダードはオサスナ戦に向け、オドリオソラとカルロス・フェルナンデスをけが、久保建英をアジアカップ、トラオレをアフリカ選手権参加により、起用できない状況になっている。(高橋智行通信員)