昨季王者リバプールはアウェーでバーンリーを1-0で下し、唯一の開幕4連勝とした。後半追加タイムに獲得したPKをFWサラー(33)が決めた。

日本代表主将のMF遠藤航(32)は出番なし。英国史上最高額の1億2500万ポンド(約248億円)でニューカッスル(イングランド)から加入したスウェーデン代表FWイサクはメンバー外だった。

リバプールは序盤から敵陣で試合を進めた。DFフリンポンがけがから復帰してベンチ入りしたが、この日も右サイドバックの先発はMFソボスライ。左サイドバックのDFケルケズとともにハンガリー代表の2人が両翼から押し上げた。一方のバーンリーは今季加入のDFカイル・ウォーカーを右サイドに置く5バックで守りを固めて逆襲速攻を狙った。

リバプールのスロット監督は前半38分、シミュレーションで警告を受けていたケルケズに代えてDFロバーロソンを投入。前半のうちに戦術上の調整を加えた。確かに攻め込みながらも決定機はつくれていなかった。代表戦の疲れもあったのか、全体的に動きが重く、前半はそのまま無得点で折り返した。

後半開始から前半に足を痛めていたMFマクアリスターに代えて右サイドバックのDFブラッドリーを投入。ソボスライが中盤に上がり、徐々に圧力を強めた。27分にはFWエキティケに代わってFWキエーザが出場。手を替え品を替え、攻撃の糸口を探った。

すると後半39分、MFビルツの突破をバーンリーのMFウゴチュクが倒して2枚目の警告で退場。数的優位に立ったリバプールはDFコナテを下げて攻撃の枚数を増やした。

後半追加タイム、リバプールが勝負強さを見せる。交代出場のDFフリンポンが右サイドからクロスを送ると、それが相手の手に当たってPKを獲得。最後はエースのFWサラーが落ち着いて仕留めて勝ちきった。最終的なボール保持率は81%で、シュート数は相手の3本に対して27本を数えた。

決勝のPKを決めたサラーはスカイスポーツのインタビューで「タフな相手だった。厳しかったが、何とかやり遂げることができてうれしい」。開幕4連勝の決勝点いずれも残り10分を切ってから。「私たちは諦めない。限界まで自分たちを追い込むように努め、チームとしてそれをやり遂げた」と喜んだ。