サッカーの元韓国代表でJ1の清水、横浜Mでも活躍したFW安貞桓(36)が引退すると27日、同選手のマネジメント会社が発表した。韓国の聯合ニュースが報じた。

 同選手は日本と韓国が共催した2002年ワールドカップ(W杯)の決勝トーナメント1回戦のイタリア戦で延長に決勝点を挙げるなど、韓国のベスト4進出の原動力になった。06年W杯ドイツ大会でも得点するなど、韓国を代表するストライカーとして活躍した。

 欧州でのプレー後、07年に韓国Kリーグに復帰。最近はけがが続き、09年からは中国スーパーリーグの大連でプレーしていた。