【ナッシュビル(米国)18日(日本時間19日)】ワールドカップ(W杯)北中米大会を戦う日本代表は20日チュニジア戦(日本時間21日、モンテレイ)に向けて、ベースキャンプ地のナッシュビルで調整した。その後、左膝を痛めて、チュニジア戦を欠場するMF久保建英(25)を除く25人で決戦の地モンテレイ入りした。
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オランダ戦で劇的な同点弾を奪ったMF鎌田大地(29=クリスタルパレス)がチュニジア戦でも「1ミリ」の再現を狙う。
初戦では1点を追う終盤にセットプレーの右CKから、FW小川のヘディングが鎌田の頭をかすめてゴールに吸い込まれる「鎌田の1ミリ」が話題になった。「チームメートからもすごくいじられてはいるのでまぁ反響はある」としつつ「もちろんゴールしたのはラッキーだったと思うけど、チームとしてみんながやるべきことをやった過程で生まれた」と必然のゴールだったことを強調した。
同シーンを分析すると、きちんとデザインされていることが分かる。谷口がポジションを空け、鎌田や冨安、塩貝が相手のファンダイクやファンヘッケらをブロック。中の小川がフリーで合わせることができた。
セットプレーは武器の1つだ。前田遼一コーチと分析スタッフの渡辺秀朗氏がタッグを組んで、毎試合2、3パターンのCKを準備。相手や状況に応じて実行していくスタイルを取っている。
チュニジア戦も飛び道具がカギを握る可能性は高い。相手の新監督、ルナール氏が以前率いたサウジアラビアにはアジア最終予選で最後まで崩せず0-0で引き分けた。戦術は不明だが、守備ブロックを引いてくる相手をこじ開ける重要な手段として活用しない手はない。
鎌田は言った。「じれずに自分たちがやるべきことを前半からして、90分かけて勝てるように。もちろん勝ち点3は欲しいけど、最悪勝ち点1でも次勝てば5になる。本当に負けというのは本当に一番あり得ない」。焦らず、じっくり仕留める覚悟で臨む。【佐藤成】


