【モンテレイ(メキシコ)19日(日本時間20日)=飯岡大暉】FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会の1次リーグ第2戦チュニジア戦を20日(同21日)に控え、日本代表の森保一監督(57)が決戦会場のモンテレイスタジアムで公式会見に出席した。電撃就任したチュニジア代表のエルベ・ルナール新監督(57)について言及した。
「ルナール監督が選手のよさを引き出し、チュニジアの過去の戦いで良さを出せることを見いだして選手に落とし込んでいると思う。ルナール監督の熱いパッションが伝わるコミュニケーションをとっている、全く別チームと戦うことを覚悟しなければならない 」。
チュニジアは、14日の初戦でスウェーデンに1-5で惨敗。サブリ・ラムシ監督を解任し、後任にフランス人のルナール氏を招いた。
16日にチームへ合流し、同日の会見では「チュニジア代表監督就任のオファーがあった時、迷わずに引き受けた。スウェーデン戦の敗退を忘れ、日本戦に集中し、最高の形でチュニジア国旗を掲げるよう選手たちに伝えた」と明かしていた。
同監督はザンビアとコートジボワールをアフリカ王者へ導き、18年ロシアW杯ではモロッコ代表を率いた名将。端正なルックスと白シャツ姿から「白シャツの魔術師」と呼ばれ、22年カタール大会ではサウジアラビアを率いて優勝したアルゼンチンを撃破したことで「奇跡の監督」としても知られる。フランスの女子代表監督をへて24年から再びサウジアラビアを指揮していたが、開幕2カ月前の今年4月に解任されていた。
◆ルナール監督との過去の対戦
全てサウジアラビア代表監督時代のW杯アジア予選で、日本の2勝1敗1分け。初対戦は21年10月、アウェーで0-1で敗れた。22年2月には埼玉スタジアムで対戦し、日本が南野拓実のゴールなどで2-0で雪辱。24年10月には再びアウェーでぶつかり、鎌田大地らの躍動で2-0で勝利した。直近の25年3月のホームでの対戦は、0-0で引き分けている。モロッコ代表監督時代などは対戦がなく、今回のチュニジア戦が通算5試合目。W杯本大会での対決は初となる。


