日本代表(FIFAランキング18位)がチュニジア(同45位)に臨み、W杯8大会目にして1試合最多の4得点で快勝した。決勝トーナメント進出へ大きく前進した。

FW上田綺世(27=フェイエノールト)は日本人初の1試合2得点を挙げた。前半31分にW杯自身初ゴールを決めると、3-0で迎えた終盤にも頭で押し込んだ。

   ◇   ◇   ◇   

日本代表の絶対的エースFW上田のことを「ライオンみたいな選手です」と恩師は評する。

茨城・鹿島学園時代に指導した鈴木雅人監督は世界的なストライカーの仲間入りをした上田をそう形容する。

上田の武器といえば、世界屈指とも称されるシュート力、そしてスピード、跳躍力などが挙げられる。鈴木監督が百獣の王に例えた意図はこうだった。

「元々持ってる力がすごい。生まれ持った力強さというか、パワーというか、ドーンっていう強さ。動物みたいな感覚。シュート練習はやっていましたけど、全部においてすごく練習の虫だったかと言うとそういうレベルではなかった」

上田は高校入学時の身長が170センチに満たず、線の細い選手だったという。高校2年の途中まではほとんど試合に絡むことがなかったが、高校2年の春休み頃に覚醒。体が一気に大きくなり、現在の原型ができあがった。

鈴木監督は「動物たちも、トレーニングをするわけでもなく、あれだけパワーがあるわけですから、天性なものというのがやっぱりあるんだなと思いますね」とうなずいていた。【佐藤成】

日本の順位どうなる?スウェーデン戦の突破条件は? 5日後6月26日朝8時…1~3位の可能性