[ 2014年2月7日23時16分 ]練習で氷の感触を確かめる長島圭一郎(ロイター=共同)

 スピードスケートの日本代表は7日、試合会場のリンクで調整し、10日の男子500メートルで金メダルを狙う加藤条治、長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)や、8日に行われる男子5000メートルのウィリアムソン師円(山形中央高)らが外国勢とともに滑りの感覚を確かめた。

 軽快にリンクを回った加藤は「いい感じで滑れている。順調だと思う」と笑みを浮かべた。カーブの滑りを映像で入念に確かめた長島は報道陣に「まあまあです」とひと言だけ語って引き揚げ、集中力の高まりを感じさせた。ともに7日夜の開会式には参加せず、レースに備える。

 スピードスケート男子で6大会ぶりに高校生として日本代表となったウィリアムソンは軽めの調整で仕上げた。先陣を切るホープは「気迫あふれる滑りで後の種目につなげたい。いつも通り、今までやってきたことを出したい」と意気込んだ。