往路で昨年は13位と苦しんだ山梨学院大が4位と健闘した。

 トップと1分13秒差の10位でスタートした2区のニャイロが区間2位の走りで猛然と追い上げて3位に浮上すると、その後も踏ん張った。

 上田監督は「まずまず。復路につながる順位」と満足げだった。

 監督の次男で2年の健太も3区で力走した。初の箱根駅伝で駒大のエース中谷と競り合い、最後は1秒差で3位を守った。「前半もしっかり入れて良かったと思う」と手応えをのぞかせた。