7区(小田原~平塚=21・3キロ)は石橋安孝(4年=美方)が区間賞を取った。

 復路の準エース区間、気温が12度を超える高い中で石橋は奮闘した。15位でタスキを受け取り、11位までランクアップ。シード権まであと1つと迫る熱い走りだった。

 記録は1時間4分42秒で、東海大としては2008年に7区を走った佐藤悠基以来、9年ぶりの同区間賞を獲得だ。石橋は「喜ばしいことです。佐藤悠基さんは偉大な先輩。ただ、まだまだ燃え尽きていないのか、力の差を感じました」と、1時間2分35秒で走った“偉大な”先輩をリスペクトした。

 それでもチームはシード権への可能性を十分に残した。「往路はよくなかったので、復路で1人が30秒以上詰めれば追いつける。信じて、大手町で待ちたい」と話した。