陸上の世界選手権(8月、ロンドン)に挑む日本代表の新オフィシャルウエアが26日、大阪・堺市内で行われた記者会見後にアシックスから発表された。今回は黒と、前回大会から採用されたサンライズレッドを基調とし、夜明けから朝日が昇るような力強さを表現している。

 実際に着用して登壇した男子短距離代表の多田修平(21=関学大)は「黒が好きなので、気に入っています。格好いい。このユニホームでベストな走りをしたい」と笑顔。女子長距離代表の松田瑞生(22=ダイハツ)は従来より縫い目が減ったことによる着心地のよさに目を向け「薄くて走りやすいので、汗をかいても重くなりづらい。すごくいいと思う」と評した。

 選手が使用する新ウエアのレプリカ商品、同じデザインの応援Tシャツやタオルなどは、この日からアシックスオンラインストアや、直営店「アシックスストア」(東京、大阪)で先行販売。7月5日から全国のスポーツ用品店などでも順次発売される。