神奈川大が９６、９７年に２連覇して以来、２０年ぶり３度目の日本一に輝いた。
出雲覇者の東海大に１７秒差の２位でタスキをエースのアンカー鈴木健吾（４年＝愛媛・宇和島東）につなぐと、鈴木健は２・５キロ地点で東海大・川端千都（４年＝京都・綾部）をとらえ、３キロ過ぎに先頭に立つとじわじわと差を広げて逆転し、笑顔でフィニッシュして栄冠を手にした。タイムは５時間１２分４９秒で、大会記録には６秒届かなかったが、歴代２位の好記録をマークした。東海大は２位、昨年３冠の青学大は３位。
- 両手を広げ、ゴールする神奈川大・鈴木健（撮影・田崎高広）
◆８区＝１９・７キロ 松阪市豊原町〜伊勢神宮内宮宇治橋前
▼１・０キロ 東海大・川端が単独トップ。２位神奈川大・鈴木健との差は１１秒に詰まる
▼２・５キロ 神奈川大・鈴木健がトップの東海大・川端をとらえる
▼３・０キロ 神奈川大・鈴木健が先頭に出る。東海大・川端は食らいつき追走
▼５・２キロ 神奈川大・鈴木健が仕掛け、ややリードを広げる
▼５・８キロ 東海大・川端は２秒差を保ったまま追走
▼９・４キロ トップ神奈川大・鈴木健と２位東海大・川端の差は１２秒に広がる
▼中間点 神奈川大・鈴木健が２８分１７秒のハイペースでトップ通過
▼１１・６キロ トップ神奈川大・鈴木健と２位東海大・川端の差は２１秒。３位青学大、４位駒大、５位東洋大、６位中央学院大と続く
▼１３・３キロ トップ神奈川大・鈴木健のペースはやや落ちたが、２０年ぶりの制覇へ淡々とした表情でトップ独走を続ける
▼１９・７キロ 神奈川大・鈴木健がトップでゴール！ ９６、９７年に２連覇して以来、２０年ぶりの日本一に輝いた
（１）神奈川大 ５時間１２分４９秒
（２）東海大 ５時間１４分７秒
（３）青学大 ５時間１５分２２秒
（４）駒大 ５時間１５分５９秒
（５）東洋大 ５時間１６分２９秒
（６）中央学院大 ５時間１７分５９秒
＜以上シード権＞
（７）早大 ５時間１９分８秒
（８）帝京大 ５時間１９分３９秒
（９）山梨学院大 ５時間２０分３２秒
（１０）法大 ５時間２０分５９秒
（１１）国学院大 ５時間２１分２６秒
（１２）順大 ５時間２１分３４秒
（１３）城西大 ５時間２２分３１秒
（１４）大東大 ５時間２４分４秒
（１５）明大 ５時間２５分２秒
（１６）立命大 ５時間２５分４０秒
（ＯＰ）全日本大学選抜 ５時間２６分１秒
（１７）皇学館大 ５時間３０分１９秒
（１８）京産大 ５時間３０分５１秒
（１９）関学大 ５時間３２分５０秒
（２０）広島経大 ５時間３３分４４秒
（２１）愛知工大 ５時間３４分８秒
（２２）第一工大 ５時間３５分９秒
（ＯＰ）東海学連選抜 ５時間３８分３秒
（２３）東北大 ５時間４１分２５秒
（２４）北大 ５時間４６分２１秒
（２５）新潟大 ５時間４９分１３秒
※ＯＰはオープン参加
◆７区＝１１・９キロ 松阪市曽原町〜松阪市豊原町
▼１・０キロ 東海大・三上と神奈川大・大川が先頭集団
▼５・０キロ 東海大・三上が先頭、神奈川大・大川が後ろにつく形でレースは進む。３位は青学大・小野田
▼５・３キロ ４位集団で駒大・中村が東洋大・小笹を引き離す
▼６・８キロ 先頭集団で東海大・三上が仕掛け、神奈川大・大川を引き離す
▼９・１キロ 東海大・三上と神奈川大・大川の差は１３秒に広がる
▼１１・９キロ 東海大・三上がトップでアンカー川端にタスキリレー。神奈川大は１７秒差でエース鈴木健へつないだ。愛知工大、第一工大が繰り上げスタート
（１）東海大
（２）神奈川大 ＋１７秒
（３）青学大 ＋１分６秒
（４）駒大 ＋１分３１秒
（５）東洋大 ＋２分１３秒
（６）中央学院大 ＋３分２１秒
＜以上シード権＞
（７）早大 ＋４分４９秒
（８）帝京大 ＋４分５５秒
（９）法大 ＋５分１５秒
（１０）城西大 ＋６分２２秒
◆６区＝１２・３キロ 津市上浜町〜松阪市曽原町
▼１・０キロ トップ東洋大・浅井と２位神奈川大・安田の差は７秒
▼２・３キロ 神奈川大・安田が東洋大・浅井をとらえる
▼３・３キロ 東海大・国行が追いつき、神奈川大、東洋大と三つ巴の争いに
▼５・４キロ 東洋大・浅井が遅れ始める
▼６・２キロ 神奈川大・安田と東海大・国行が先頭集団。４位の青学大・竹石は差を詰めている
▼８・３キロ 青学大・竹石が３位東洋大・浅井をとらえる
▼１０・３キロ 先頭手段で東海大・国行が仕掛けるが、神奈川大・安田は食らいつきリードは許さない
▼１０・５キロ ２位青学大・竹石と３位東洋大・浅井の差が広がり、８秒差に。駒大・堀合も東洋大に近づいている
▼１２・３キロ 中継所直前で東海大・国行が抜け出しトップでタスキリレー。１秒差の２位で神奈川大
（１）東海大
（２）神奈川大 ＋１秒
（３）青学大 ＋５３秒
（４）東洋大 ＋１分１１秒
（５）駒大 ＋１分１２秒
（６）中央学院大 ＋２分３９秒
＜以上シード権＞
（７）早大 ＋３分２４秒
（８）法大 ＋４分１秒
（９）帝京大 ＋４分１６秒
（１０）城西大 ＋５分１３秒
◆５区＝１１・６キロ 鈴鹿市寺家〜 津市上浜町
▼１・５キロ 青学大・下田、神奈川大・越川が２位東海大・湊谷をとらえる
▼３・６キロ 東洋大・中村がトップ独走。２位集団に青学大、神奈川大、東海大
▼６・６キロ ２位集団の青学大・下田が一気に失速。左足に故障発生か
▼７・３キロ ２位集団の神奈川大・越川が仕掛け、東海大・湊谷を引き離しにかかる
▼７・８キロ ２位神奈川大・越川とトップ東洋大・中村の差は３０秒台に縮まる
▼９・８キロ ２位神奈川大・越川が追い上げ、トップ東洋大・中村の差は１７秒に
▼１１・６キロ 東洋大・中村がトップでタスキリレー。神奈川大・越川は１１秒差まで追い上げる
（１）東洋大
（２）神奈川大 ＋１１秒
（３）東海大 ＋２０秒
（４）青学大 ＋１分３秒
（５）駒大 ＋１分３３秒
（６）中央学院大 ＋２分３９秒
＜以上シード権＞
（７）法大 ＋３分２８秒
（８）早大 ＋３分３９秒
（９）国学院大 ＋４分５秒
（１０）帝京大 ＋４分１１秒
◆４区＝１４・０キロ 四日市市六呂見〜 鈴鹿市寺家
▼２・２キロ 東洋大・山本がトップ独走
▼４・２キロ 駒大・下が東海大・関をとらえ２位集団形成
▼４・８キロ 東海大・関が駒大・下を引き離しにかかる
▼８・２キロ トップ東洋大、２位東海大、３位駒大。神奈川大・鈴木祐と青学大・森田が４位集団
▼１２・４キロ 青学大・森田が３位駒大・下をとらえる
▼１３・０キロ ３位青学大・森田と２位東海大・関の差は７秒。神奈川大、駒大はやや遅れる
▼１４・０キロ 東洋大・山本が単独トップでタスキリレー。東海大２位。青学大は３位に順位を上げる。明大、愛知工大はぎりぎりでタスキリレー。京産大、広島経大、東北大、東海学連選抜が繰り上げスタート。城西大・菅が区間賞
（１）東洋大
（２）東海大 ＋１分２秒
（３）青学大 ＋１分９秒
（４）神奈川大 ＋１分１４秒
（５）駒大 ＋１分１５秒
（６）早大 ＋２分２７秒
＜以上シード権＞
（７）中央学院大 ＋２分２９秒
（８）法大 ＋３分７秒
（９）国学院大 ＋３分４６秒
（１０）順大 ＋３分５３秒
◆３区＝９・５キロ 川越町高松〜 四日市市六呂見町
▼１・８キロ 東洋大・西山がトップ独走。２位駒大・物江との差を開く
▼２・１キロ 神奈川大・荻野、早大・新迫の３位集団に東海大・館沢が追いつく
▼５・９キロ 青学大・梶谷が５位早大・新迫をとらえる
▼８・２キロ 東海大・館沢が２位駒大・物江をとらえ、一気に抜き去る
▼９・５キロ 東洋大が単独トップでタスキリレー。東海大は２位に順位を上げる。北大、新潟大が繰り上げスタート
（１）東洋大
（２）東海大 ＋３１秒
（３）駒大 ＋４０秒
（４）神奈川大 ＋４５秒
（５）青学大 ＋１分４秒
（６）早大 ＋１分１５秒
＜以上シード権＞
（７）中央学院大 ＋１分３５秒
（８）法大 ＋２分１０秒
（９）国学院大 ＋２分４０秒
（１０）山梨学院大 ＋３分４秒
◆２区＝１３・２キロ 弥富市筏川橋西詰〜三重県・川越町高松
▼１・２キロ 東洋大、駒大、早大、神奈川大が先頭集団
▼１・４キロ 青学大・田村が皇学館大をかわし９位浮上
▼３・０キロ 駒大・工藤が、東洋大・渡辺、神奈川大・大塚、早大・安井の先頭集団を引っ張る。５位に中央学院大・新井
▼５・２キロ 東洋大、駒大、早大、神奈川大の先頭集団は変わらず。青学大は８位に浮上
▼５・７キロ 先頭集団に東洋大、早大、駒大、神奈川大。５位に中央学院大、６位に国学院大、７位に東海大、オープン参加の全日本大学選抜をはさみ、８位に青学大
▼７・３キロ 東海大・塩沢が国学院大・向をとらえ６位浮上
▼８・３キロ 先頭集団で東洋大・渡辺が仕掛ける。駒大、神奈川大は追走するが、早大が遅れ始める
▼９・３キロ 青学大・田村が東海大・塩沢をとらえ並走
▼１０・０キロ 東洋大・渡辺が単独トップ。やや遅れた２位に駒大・工藤
▼１１・６キロ ６位東海大・塩沢が仕掛け、７位青学大・田村を引き離しにかかる
▼１２・０キロ 東海大・塩沢が中央学院大・新井をとらえ５位浮上
▼１２・５キロ 単独トップに東洋大。２位駒大、３位早大
▼１３・２キロ 東洋大が単独トップでタスキリレー。東海大は５位、青学大は６位に順位を上げる
（１）東洋大
（２）駒大 ＋１３秒
（３）神奈川大 ＋３２秒
（４）早大 ＋３５秒
（５）東海大 ＋５０秒
（６）青学大 ＋５７秒
＜以上シード権＞
（７）中央学院大 ＋５９秒
（８）国学院大 ＋１分４５秒
（９）法大 ＋２分１３秒
（１０）山梨学院大 ＋２分１８秒
◆１区＝１４・６キロ 熱田神宮西門前〜愛知県・弥富市筏川橋西詰
- スタートを待つ熱田神宮西門周辺（撮影・横山元保）
- 午前８時５分、熱田神宮西門前をスタートする選手たち（撮影・田崎高広）
- 熱田神宮を一斉にスタートする各チーム１区の選手（撮影・横山元保）
▼午前８時５分、一斉にスタート。天候は晴れ、気温１１・１度、湿度５６％、北西の風２メートル
▼１・５キロ 第一工大・ギチア、全日本大学選抜のムイル（創価大）が先頭で集団を引っ張る
▼３・０キロ 東海大・鬼塚が先頭。２番手に東洋大・相沢、第一工大・ギチア、全日本大学選抜のムイル。ハイペースでレースは進んでいる
▼５・２キロ 全日本大学選抜のムイルがスパート。やや引き離す。東洋大、早大などが追走。明大、法大、順大は遅れる
▼６・７キロ スパートをかけた全日本大学選抜のムイルに早大・太田が追いつく。第２集団に神奈川大、中央学院大、東海大、第一工大、東海大、青学大、駒大、皇学館大、国学院大
▼７・５キロ 第２集団から青学大・中村が遅れ始める
▼９・０キロ 全日本大学選抜のムイルがトップ独走。７秒差で東海大、東洋大など８校の第２集団。青学大は大きく遅れる
▼１１・０キロ 青学大・中村は山梨学院大・上田と１０位集団
▼１２・３キロ 東洋大・相沢が先頭の全日本大学選抜のムイルをとらえる。先頭集団は東洋大、神奈川大、全日本大学選抜、中央学院大、第一工大、早大、駒大、国学院大。東海大は遅れる
▼１３・６キロ 東洋大・相沢がスパートをかけるが、全日本大学選抜のムイルが抜き返す。先頭集団は全日本大学選抜、神奈川大、駒大、早大、東洋大
▼１４・６キロ 中継所手前で東洋大がスパートしそのままトップでタスキリレー
（１）東洋大
（２）駒大 ＋１秒
（３）早大 ＋４秒
（４）神奈川大 ＋５秒
（OP）全日本大学選抜 ＋１１秒
（５）中央学院大 ＋１４秒
（６）第一工大 ＋１９秒
＜以上シード権＞
（７）国学院大 ＋２１秒
（８）東海大 ＋３５秒
（９）皇学館大 ＋１分１１秒
（１０）青学大 ＋１分２２秒
◆出場校
◆シード校
青学大、早大、山梨学院大、駒大、中央学院大、東洋大
◆各地区出場校
北大（北海道）東北大（東北）神奈川大、東海大、国学院大、大東大、法大、帝京大、明大、順大、城西大（関東）愛知工大、皇学館大（東海）関学大、立命大、京産大（関西）広島経大（中国・四国）第一工大（九州）
◆オープン
全日本大学選抜、東海学連選抜
