日本陸連は15日、都内で会見し、20年東京オリンピック・マラソン代表男女各2人を決めるグランドチャンピオンシップ(MGC、19年9月15日)の詳細を発表した。

 MGC出場権を持ちながら出場未定の川内について、日本陸連のマラソン強化戦略プロジェクトリーダーを務める瀬古利彦氏(61)は「出場しないと彼を支援するスポンサーにも失礼になる。出場してレースをはちゃめちゃにしてほしい」と訴えた。埼玉県庁を退職し、来春からプロ転向する川内は、昨夏の世界選手権を最後に代表からの引退を明言している。