ダイヤモンドリーグ実施32種目のうち16種目の最終戦となり、今大会の優勝者が年間チャンピオンに決定した。

女子800メートルではカスター・セメンヤ(27=南アフリカ)が1分55秒27で1着となり年間チャンピオンとなった。セメンヤは2着のアジェ・ウイルソンに2秒59の大差をつけ2015年9月からの連勝を28に伸ばした。

男子200メートルは若手の成長株のノア・ライルズ(21=米国)が19秒67の好タイムで年間王者の座についた。ゴールまで80メートルの地点で先頭に立ったライルズは、隣のレーンを走ったグリエフを引き離して0秒31の差をつけゴールした。

ダイヤモンドリーグの年間チャンピオンを決める残り16戦は31日、ベルギーのブリュッセルで行われ、走り高跳びには戸辺直人(26=つくばツインピークス)が出場する。