女子マラソンで日本歴代4位の2時間21分36秒を持つ安藤友香(24)が、福士加代子(36)と強力タッグを組む。

1日付でスズキ浜松ACから移籍した安藤についてワコール永山監督は2日、「福士らと一緒に練習します」。初マラソン日本最高を持つ24歳と4大会連続オリンピック(五輪)出場の36歳が合同練習で互いに刺激し合う。

現役最速タイムを持つ「忍者走り」の安藤は前所属で指導者が相次いで変わり、苦しんだ。移籍先を探す中でワコールを希望し、福士と長年タッグを組む永山監督が受け入れた形だ。「初マラソンのタイムよりもいいタイムを。良さを引き出していきたい」と永山監督。安藤は3月3日の東京マラソンにエントリー、福士も転倒した大坂国際女子から中41日で名古屋ウィメンズ(同10日)を目指す。現役選手の持ちタイムでは安藤が1番、2時間22分17秒の福士が2番。「ワンツーコンビ」で東京五輪に向かう。