名古屋ウィメンズマラソン(8日号砲)に出場する岩出玲亜(25=アンダーアーマー)が7日早朝、発着点であるナゴヤドーム周辺で前日調整を行った。

宿舎に戻った際に「ナゴヤドームを眺めながら、1位で帰ってこれるように朝日にお祈りした」と笑顔を見せた。

1年前のこの大会では日本人最高の5位でゴールした。験を担ぎ、前年と同じく桜色のネイルカラーで臨む。夜には前年と同じうなぎ店をすでに予約済み。栄養満点の料理でパワーを蓄え、翌日のレースに備える構えだ。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、エリート部門のみが行われる今大会。6日の記者会見では開催できることに感謝を口にし、人々を元気づける走りをしたいと意気込んでいた。この日もあらためて「世の中に明るいニュースを届けられるように明日は頑張る」と話した岩出。プロランナーとしての自覚がにじみ出ていた。